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令和5年度に向けて

新年度を迎え、入学ならびに進級、誠におめでとうございます。在家中学校長を拝命し、2年目を迎えました 。今年度も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。昨年度は在家中学校も40年周年の節目を迎え、今年度はこれまでの伝統を継承しつつ、新たな志をもって更なる高みを目指し、地域とともにある学校として一層愛され、応援される学校となるよう努めてまいります。今後とも本校の教育活動に対しましてご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

本日の入学式において新1年生119名を迎え、2年生147名、3年生140名と合わせて全生徒数406名で令( 和5年度のスタートを切りました。また、本年度当初の人事異動により、前教頭先生をはじめとする9名の先生方が転出され、新たに8名の教職員が着任いたしました。

新たな教職員とともに、子どもたちの将来のため、日々の成長を大切にし、「チーム在家」として一丸となり尽力いたします。

 

尚、本年度は以下の方針で教育活動に取り組んでまいります。

 

 〈学校教育目標〉  (1)  心身ともにたくましい生徒  (2)  自ら進んで学ぶ生徒  (3)  豊かな情操を培う生徒
 
〈目指す学校像〉

 「夢」の実現に向かって個を活かし、協働しながら前進する学校 ~ 自ら考え、行動し、社会に貢献できる人間の育成 ~

 

また、今年度、本校の〈3つの重点課題〉として 〇 学力向上 〇 不登校対策 〇 命の指導 を掲げました。この中で特に学力向上については、授業スタイルに『学びの共同体』という考え方を取り入れ、全教科一斉に歩調をそろえて踏み出します。「学力向上」とは言っても、その目標を達成するには一朝一夕とはいきません。まずは本年度、生徒たちに「学びの種」を蒔こうと考えています。ものごとを探求し、主体的に学び、自らの力で、または仲間と協働しながら解決する。生徒一人一人が、将来的にそのような力を身に付けていられるよう、今年1年で種を蒔き、根気強く大切に育てていきたいと思っています。種を蒔くためには「畑づくり」も重要です。

「学びの種」を育てる畑とは、生徒同士また生徒と教師がお互いを理解し尊重し合う心、温かく居心地の良い環境であると考えます。そのために、道徳教育の充実や健全な学級経営が必要です。

もちろん、ご家庭に協力をお願いすることもあるかと思います。そして、この動きは学力向上のみならず、不登校対策や命の指導にも深く関わってくるものと、その効果を期待しています。

子どもたちを育てることにおいては、保護者・地域の皆様のご理解とご協力が不可欠です。導く言葉、見守る目、支える手。全てにおいて学校のみならず、保護者・地域の皆様と一緒になって子どもたちに寄り添う「チーム在家」としての力が必要です。保護者・地域の皆様方には、本年度も引き続き、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。