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校長室から

令和4年度のスタートにあたって

 新年度を迎え、入学ならびに進級、誠におめでとうございます。

 在家中学校は昭和58年4月に開校し、もう間もなく40年の時を経ることになります。地域の皆様に見守られ、お力添えをいただきながら歩んできた在家中学校の伝統を継承しつつ、更なる高みを目指し、地域とともにある学校として一層愛され、応援される学校となるよう努めてまいります。今後ともご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 先日の入学式において新1年生149名を迎え、2年生139名、3年生158名と合わせて全生徒数446名で令和4年度のスタートを切りました。また、本年度当初の人事異動により、前校長先生をはじめとする15名の先生方が転出され、新たに14名の教職員が着任いたしました。新たな体制を築き、時代の要請を踏まえながら学びを止めることなく、全教職員が一丸となって教育活動に尽力いたします。 

 現在もなお、新型コロナウイルスは落ち着く兆しを見せません。それによって、まだまだ授業や行事、部活動といった学校生活の中に制約が課され、生徒たちは少なからずフラストレーションを抱えていることでしょう。そのような生活の中であっても、生徒一人一人が、授業で、行事で、部活動で、何か一つでも自分が得意とする分野で「私はこのことで活躍できた」と思えるような場を多くつくりたいと考えております。子どもたちがそう実感することで自己肯定感が高まり、夢をもち、個々のもつ将来の可能性が必ず広がるはずです。

 また、先行きが見えず不安を抱き、自分自身のことや友達のこと、家族のことなど、様々なことに思い悩む生徒もいるはずです。そのような生徒たちにとって安心して過ごせるあたたかい学校でありたいと考えます。

 子どもたちを育てることにおいて、保護者・地域の皆様のご理解とご協力が不可欠です。導く言葉、見守る目、支える手。全てにおいて学校のみならず、保護者・地域の皆様と一緒になって子どもたちに寄り添う「チーム在家」としての力が必要です。保護者・地域の皆様方には、本年度も引き続き、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。