道徳「いじめのない世界へ」
7月4日(木)5時間目に2年生の道徳の授業を参観しました。
悪いことだと認識しているにも関わらず、なぜ「いじめ」はなくならないのか? 「いじめ」をなくすために自分に何ができるのかを考える授業でした。〔内容項目 C 公正、公平、社会正義〕
4人のグループで「いじめ」をする側の言い分のどこに納得がいかないのか、正しくはどうすべきなのかについて考え、意見を出し合います。
しかし、他の9教科に比べると、グループ内での話し合いに勢いがありません。「いじめは悪いこと」。この考えがグループ内全員に共通してあるからこそ、意見がぶつかり合うこともなければ、新たに気づくことも少ないからです。
決して授業が悪いわけではありません。生徒一人一人が「いじめ」について再認識できる優れた授業でした。
それでも、この題材を扱う上での「学びの共同体」の難しさを感じざるを得ません。
結果として「学びの共同体」について新たな課題を提起してくれた授業でした。
授業者の先生、ありがとうございました。