3年生の理科がおもしろい!
3学年 理科の授業。4人の小グループで話し合っていた内容がとても興味深い。
黒板には生態ピラミッドの図。いわゆる「食物連鎖」について学んでいるのでしょう。
ピラミッドは下から「C 植物」「B 草食動物」「A 肉食動物」の三層。
その中間に位置する「草食動物」が増えたら生態系はどうなるか?という課題についてグループで話し合っていました。
どのグループも様々なケースを想定し、いろいろな意見を出し合っています。
「Bが増えたらCは食べられて減るよね?」
「そうしたら、そのうちBが食べ物が無くなって減るよね?」
「だったら、Aだけが残る?」
「Bが減ればAだって減るでしょ? 食べるものが無くなるんだから。」
「A同士って、お互いに食おうとする?」
「おぉ。それな!」
「はい! 絶滅ぅ~!」
「Bがいなくなったら食べられないから、Cってまた増えないの?」
「おぉ。あり得る!」
「えぇぇ。わかんない。どうなるのぉ~?」
さあ、どうなるのでしょう。
生徒全員一人残らず思考する、とても良い授業でした。